◎令和元年10月1日から消費税率が10%に引上げられたことに伴い、施設や備品の維持管理に必要な電気料や燃料費などの経費が増加する見込みとなりました。このため、令和2年4月1日から入館料等を改定することになりましたので、皆様のご理解をお願いいたします。
◎施設利用の再開について
新型コロナウイルス感染の拡大防止のため休館しておりましたが、令和2年7月1日から施設を再開いたします。
ご来館される皆様にはご迷惑をお掛けしますが、再開にあたっては、新型コロナウイルス感染の拡大防止のため、以下の点にご理解とご協力をお願いいたします。
なお、詳細については、太宰治記念館「斜陽館」へお問い合わせください。
お問合せ先 太宰治記念館「斜陽館」 0173-53-2020
〇7月1日から当面の間
・マスクの着用をお願いいたします。
・入館券をお買い求めの際は、所定の位置で順番にお待ちいただくようお願いします。
・ご入館の際に、検温を実施いたしますのでご協力をお願いします。
(37.5度以上の熱があるお客様や、咳など風邪の症状や体調不良等が見受けられるお客様は、
ご来館をお控えいただきますようお願いします。スタッフからお声掛けし、ご退出をお願いす
る場合もございますので、予めご了承ください。)
・入口付近には消毒液を設置、各洗面所には液体石鹸を設置いたしますので、ご利用ください。
(ハンドドライヤーの使用は中止いたします。)
・観覧時には、他のお客様と距離を保つようご協力ください。会話はできるだけお控えください
ますようお願いします。
・展示室内が過度に混み合わないよう、入場制限を行う場合があります。
■明治の大地主、津島源右衛門(太宰治の父)の手で建設された入母屋作りのこの建物は、明治40年、米蔵に至るまで日本三大美林のヒバを使い、当時のお金で工事費約4万円をかけて造られました。 ■階下11室278坪、2階8室116坪、付属建物や泉水を配した庭園など合わせて宅地約680坪の豪邸です。 ■太宰はこの家を『苦悩の年鑑』の中で「この父は、ひどく大きい家を建てた。風情も何も無い、ただ大きいのである。」と書いています。 ■この豪邸も戦後になって津島家が手放し、昭和25年から旅館「斜陽館」として旧金木町の観光名所となり、全国から多くのファンが訪れていました。 しかし、平成8年3月に旧金木町が買い取り、旅館「斜陽館」は46年の歴史に幕を降ろしました。 |
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斜陽館間取図 ▲は写真の撮影方向です |
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▲1 階段踊り場より | ▲2 洋間(2階) | ▲3 和室(2階) |
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▲4 土間(1階) | ▲5 板の間(1階) | ▲6 蔵(1階) |
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▲7 展示室入口(1階) | ▲8 展示室(1階) |
■文庫蔵展示室 館内板の間を通って入る蔵(1)には、太宰が着用していたマント、羽織袴や執筆した初版本、原稿、川端康成、兄文治への書簡など約300点の資料が展示されています。中でも「走ラヌ名馬」の直筆原稿は貴重な資料です。 |
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原稿 |
小説「津軽」 |
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太宰が愛用した文机 |
二重廻し(マント) |
太宰治記念館「斜陽館」・利用案内 | |||
開館時間 |
4月~当面の間 9時00分から16時00分(入館は15時30分まで) ※新型コロナウイルス感染症の影響により、当面の間、営業時間が短縮となります。 |
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休館日 | 4月15日~6月30日(新型コロナによる臨時休館)、12月29日 | ||
入館料 (団体割引は 20名様以上) |
◆太宰治記念館「斜陽館」入館料 | ||
一般 | 個人600円 | 団体500円 | |
高・大学生 | 個人400円 | 団体300円 | |
小・中学生 | 個人250円 | 団体200円 | |
◆共通券(斜陽館+津軽三味線会館) | |||
一般 | 個人1,000円 | 団体900円 | |
高・大学生 | 個人600円 | 団体500円 | |
小・中学生 | 個人400円 | 団体300円 | |
交 通 | 津軽鉄道金木駅下車・徒歩7分 | ||
問合わせ先 |
太宰治記念館「斜陽館」
※臨時休館中のお問い合わせ先※ 津軽三味線会館(指定管理者事務所 電話0173-54-1616) |
入館料の免除申請をされる方は以下の様式で市教育委員会社会教育課文化係まで申請してください。
可否を決定後、免除申請者に対して太宰治記念館「斜陽館」入館料免除承認(不承認)決定書をお送りいたします。
※申請書の提出は余裕を持ってお申込みください。
不明な点がございましたら、社会教育課文化係(電話番号0173-35-2111 内線2933、2934)宛にご連絡ください。
所在地マップ